さて、トラブルからしばらく経ちました平成17年9月末の私ですが、どうなったと思いますか?
その後、メールは来ていません。
どのような思いを持っていらっしゃるのかも分かりません。
しかし、私は時々思い出しては、彼女の魂が癒されますように思います。
このことは腹が立つよりも、相手への可哀相な思いのほうが強いからです。
五戒にも「怒るな」とありますしね。
私はこのことから、感じること学ぶことがそれなりにありましたので、正直得をした気分です。
そのことに相手の方に感謝しています。
それと、この件についてHPを読まれた方の中で何人かの人がメールをくださいましたが、これも勉強になりました。励ま
してくださる方、冷静に分析してくださる方、私の代わりに憤ってくださる方。そして相手の方への思いやりや心配を鈍 感な私に教えてくださる方。
私のこのような行為はデリカシーにかける行為であることを教えてくださった方もあります。
それら全てに感謝しています。
そして、日常生活について目を向けると、このことが収束しHPに載せた頃から、変化が出てきました。
多くの人は私と同じ目にあったら自分の正当性を信じていればいるほど、「ついていなかった」とか腹を立てたり、愚痴
りながら一緒に運を落としていくところでしょう。
しかし、私は一貫してこれを学びの機会として歓迎していたので、ネガティブな思いは殆ど湧いてくることはありませんで
した。そして、これをある種の「厄落とし」の様に感じていました。
トラブルは今や今までの私の心のあり様を反映している。
だから、この中で何かを学び、心穏やかにいれば必ず良い方向にことは進むと確信がありました。
その結果2週間で、経営する学習塾での入会と、このHPでのセミナーの問い合わせが普段を超えるペースで発生しま
した。普段がそれ程多くないので、言うと幻滅させるかもしれませんが、生徒の入会が4名とセミナーの問い合わせが6 件です。これは普段の倍近い数字なのです。
どうやら、トラブルを通してつっかえていたものがとれたような感じがします。
目の前で起こることには一つも無駄はないのだと本当に感じます。
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