元々私はちょっと変わった人が寄って来易い性質のようでして、今までいろんな宗教の人がやってきたり、霊とお友達
の人がまわりにいたりしました。そんなの以外に、単にちょっと青年期に寄り道しすぎたやんちゃさんなんかも多いので すが・・・おかげで、初対面の人と話す時は結構話題や回答の内容に気を使っていました。そのまんましゃべると変人 扱いされますから。
しかし、このページでは気が楽ですね。何と言っても変人であることを前提に読んでもらってるから、取り繕う必要があ
りません。
すると、出会う変人のレベルも今まで以上に上がってくるようですね・・・(決してあなたを変人と言っているのではない
ですよっ!)
やって来られたのは、幼少期よりさまざまなつらい経験をされて最終的には神の祝福を受けてクンダリニーの上昇を
経験された女性。
彼女はエネルギーの活性化の中で、さまざまな学びをされたと言うのです。
その彼女が、訳あってレイキを学び、私のところでティーチャーのセミナーを受けたいとの事でした。
もし、言われていることが、幻想でなければこれはすごい出会いになるかも・・・
なんせ、私は霊能力も超能力も神秘体験もそれほど目立ったことはしていません。
本当なら私より数段レベルが上のはず!
神秘的なこと大好きな私は、この方との縁に跳びつきたい衝動に駆られました。
しかし、私は次の瞬間、セミナーの拒否と、彼女の神秘体験の否定をしていました。
これは、私の直感でしかありませんが、何かおかしい、すんなりと通してはいけないと感じちゃったんです。
基本的に、私は来るもの拒まず、去るもの追わずです。
そんな私でも、直感的に拒むケースがあるんですね。
それは、その人の魂の成長の邪魔になると感じた場合です。
理由なんて後からつけるだけです。そう感じちゃうのです。
私は彼女の悟った内容を否定しました。そして彼女が言った神の存在の仕方を否定しました。
そこから、しばらくメールでの激論が始まりました。
何度も私は自分の見ている世界の狭さを感じ、彼女に降参する誘惑に駆られました。
降参しちゃうのラクなんです。後はその人の思考にお任せでいいですから。
しかし、話をすればするほど、あ〜私より見えてるものがクリアだな〜と思うのですが、混乱の部分があるんですね。
本来なら、私の方が彼女から学ぶことが多いはずなのに、その混乱のために私のところに学びに来ているんです。
それを思うと降参するのは今の私の役ではないと感じました。
そして、魂の学びの階梯はすぱっと輪切りに出来ないものであることが分かりました。
上位のものが下位のものを指導するという単純なものではないのですね。
もともとそう言う上位下位のクラス分けのされているものでもないのです。
もともと、皆、同等の神性を内包しているのですから、魂の学びの課程は学校の上級下級ではなく、工場の各工程の
ようなものなんですね
多少、難度に差はあるけど、どれも完成品を作るのに必要なのは一緒です。完成しなければ市場には出て行けませ
ん。
魂の学びも同じですね。違うステージの人がいても、みんな価値は同等。学びの量が違ってもお互いが相手に学びの
機会を提供して感謝しあえないと次のステージは無いんです。
この時幸運だったのはお互いに厳しいやり取りをしながらも、お互いが神の意図を読みとるべく努めたために、表面
的な言葉が元で喧嘩別れすることは無かったことです。
そして、いきなり終局をむかえました。
それは、彼女が私のセミナー拒否の理由を改めて聞いてきたのに答えた時です。
彼女は自分の中の混乱の整理がついてしまいました。
そして、レイキにこだわる理由が無いことに気付くことが出来ました。
彼女は自分の役割に気付いたんでしょうね。
どんな心の変化があったのかは分かりません。
しかし、最後のメールからあふれてくる波動は迷いが無くとても澄んでいて、愛と感謝の気持ちにあふれるものでし
た。
〜〜〜〜〜〜〜
私にとって、このホームページは魂の武者修行の場のようになってきました。
誰でも見ることが出来るホームページで、相場より極端に安いとは言え、お金を
とってレイキを教えると言うんですから、本当にさまざまな人が来ます。初心者の人もいれば、 私よりもずっとヒーリン
グ能力の高い人も結構います。
しかし、ここに来る人には来るだけの理由があるんですよね。
私より経験が多くても、たくさんのことを知って理解していても、ここで学ぶことがあるからやってくるんだな〜と感じま
す。
当然そんな人が来たら、小心者の私は身構えてしまいます。
しかし、逃げちゃいけない。
そんな自分よりも経験もあり理解の進んだ人たちと渡り合い、私は学びつつけるのが今のステージだと感じるからで
す。
これからも、学びは続きます。
みなさんのメールが私の教科書です。
どうか、出来の悪い生徒ですが、びしびし鍛えてやってください。
感謝感謝感謝
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