シンギングボウル2
平成20年11月

日曜日に出会ったシンギングボウルがどうしても忘れられずにいた。

う〜ん、もう一度音が聞きたい、できたら持って居たい・・・。
しかし、そうぽんぽん買えるものでもない。

そんなふうに思っていたら、予定外の施術予約が2件入った。
これは!と自分勝手な解釈。

膳は急げだ。
朝10時に原付に乗って出発決定!

昼の1時には帰ってこないといけない。
距離は家から35キロある。
だから、ノンストップで走っても1時間少しの計算。
信号もあるから、実際にはもっとかかる。

それにしても、寒い。
昨日からなんなんだ、この寒さ。
真冬の格好にしたけど、もともとあまり暖かい服は持っていないので、これで一時間以上も走っていて大丈夫?
不安いっぱいで出発した。

いつもは車で走る道だけど、原付だと視界も違うので新鮮だ。
枚方から奈良へは山を一つ越えないといけない。
山の日陰は寒い。
空気が凍っているみたい。

とにかく早く着きたい。
どんどんスピードアップ!

山を越えると、田舎の風景を少しの間続く。
それが過ぎると今度は、山を切り開いた道が奈良市まで続く。奈良山大通りだ。

トリップメーターを見ながら、後何キロかを数えた。

背中に力が入って首がかちこちになりながら到着した。

時計を見ると10時55分。
ちょっと計算が合わないけど、それは愛嬌。

早速お目当てのシンギングベルとご対面。
鳴らしてみた。
ん〜、やっぱり良いなぁ。

でも、せっかく来たんだからと、他にあった大き目のものにも手を伸ばした。
二つ重ねてあって、その上の方が9000円とあった。
その下のは更に大きいのでもっと高いのかと思っていたら、6500円。

なんで?と思っていたら、店主のおじさんが話しかけてきた。
値段は単に大きさだけで決まるのではなく、それよりも重さの方が重視されるという。
それは、音の響きが質量に関係するからだそうだ。

大きいほど音は低くなる。
肉厚のものほど音が続く。
そして、肉厚のものは音がびびらないで、比較的綺麗に大きな音がでる。

三つのベルを何度も鳴らして比べてみた。
う〜ん、どれもいいなぁ。
とりあえず、9000円のは今日は無理。
そして、気がついたら、お目当てだったものでなく、大きい方に魅かれていた。
でも、大きいのは肉厚が無いのだ。

店主いわく。
肉厚が無いのは、心をコントロールする練習には良いと言う。
絶えずボウルに意識を傾けて、力加減をしなければいけないからだ。
すこしでも、気持ちがぶれると音もぶれる。

迷っていると、色々なことを教えてくれた。
シンギングボウルは、音を鳴らす道具じゃなくて、音を聞く道具だと言われているらしい。
だから、大きい音を出すとか、綺麗な音を出すとかが大切なのではなく、そのボウルの音をに耳を傾けることがシンギ
ングボウルを鳴らす目的なのだと。

どんな音を出すものであっても、ボウルの言い分を聞きながら、その音と一体化していけるものであればそれで良いの
だそうだ。
その波動の中に溶け込み、自分と言う殻を溶かしてしまうのが、シンギングボウルを鳴らす目的なのだ。

そこで、どちらの方が自分とつながりが持てそうなのかを意識しながら、音を聞き比べた。
確かに、最初に気に入った方が音は綺麗だし、鳴らしやすい。何の文句も無い。
神々しい感じだ。
音の高さも自分が望んでいた範囲内のものだ。

それなのに、どうしても大きい方が気になる。
叩いたときの音は、肉薄の為に少し軽い感じがするし、それ程大きい音でないうちからびびり出す。
でも、そのバイブレーションの感じがとっても物質的で今の自分のレベルには親近感がある。
そして、鳴らし方によって、まったく違う音色を出すときがある。
全然神々しい感じは無い。

ずっと迷っていると、小さい方は人気があるタイプなようで、2ヶ月の間に2つ売れて、これが残りの一個で、大きい方は
かなり長い間売れ残っていると店主が教えてくれた。

これで私の心は固まった。
大きい方だ。
ずっと売れ残っていて、しかもこの日は本当ならもう一個の方をあっさり買ってさっさと帰るつもりだったのに、すっとわ
たしの前に現れた。
私をここまで強烈に読んでいたのはこいつの方だ。
残り物には福があるとも言うしね。

結局音の悪い、鳴らしにくい方を私は買うことにした。

それにしても、この店は安い。
私が今日最初に買おうと思っていたものは、ネットや他の店なら15000円はゆうに越えるだろうという代物だ。
私が買った奴でも大きさを考えればやはり10000円は下らないだろう。
鋳物ではなく、手打ちのものだ。

次に臨時収入があれば、9000円のものでも、6000円のものでも残っている方を連れて帰ろう。

時計を見たら11時45分。
やばい。
急いで帰らないと、予約の時間までに昼食が採れない。
帰りも行きと変わらないペースで走った。
懐こそ寒いが、昼ごろの気温は既に暖かく、また、満足感で心もあったかに家へと向かった。

施術後、早速鳴らせて見た。
音にならないような低い音、というかバイブレーション。
やっぱり面白い。
そして、続いて最初に買ったものを鳴らせてみると、いつもよりも鳴り出すのが早い。
そして、共鳴もすごい。

張り合ってるのか?
喜んでいるのか?

物理的に言えば、音にならない空気分子の振動が伝わっているから、他のものもなりやすくなるのか?
まあ、何でも良いや。

神秘的なバイブレーションに囲まれて、教室で一人にやつく私がいた。

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