対面レイキセミナー・実施レポート

対面セミナーを本格的に実施していこうと思うようになりました。
そのきっかけとなったレイキセミナーの記録のブログを以下に転載します。


土曜日に出張でレイキセミナーへ。
通信で行うのが今までメインだったので、久しぶりのことです。
2年半ほど前には朝5時に起きて舞鶴まで行ったこともありましたが、今回は大阪市内。

朝9時に、今回の受講生の方の会社へ。
途中、住所を勘違いしていて、2ブロックほど離れたところをうろうろしていましたが、その結果時間ぴったりに到着で
す。

半日の講習で一気にサードまでをします。

お陰でかなり内容はつめつめなのですが、今まで他所のレイキセミナーを受講されている方々との交流を通して、回数
を分けて時間をかけても本当に大切なことを全然伝えられていない場合が多いことも知っています。

そのことに疑問を感じて、時間をかけて受身的に聞くだけ、言われたことをしてみるだけの講習ではなく、自発的に調
べて考えて試行錯誤してもらう通信セミナーをメインにしてきました。

その結果、うちの通信セミナーをきちんと終了できた人なら大抵の他所のセミナーの修了生よりも、レイキについての
考え方・理解は深くなっているものと思っています。実際、他所のレイキ交流会に参加されているこちらの受講生の声
を聞いて確認していることです。

ただ、私はチャネリングやアセンションやら言われている方々とは一線を置いてしていますので、そう言った系統の情
報は受講生には伝えていません。
それはレイキを始める段階では雑音でしかないからです。受講生の人が勝手に調べてあれこれ言っているのは、その
人の自由だと思っていますが・・・。

そう言う事を考えて、限られた時間の中で本当に伝えるべきこと、理解してもらうべきを事をクローズアップした内容で
ありながら、全体像もはっきりさせる。しかも、ある程度の実感、自分でもできると言う確信をもってもらう体験もそこに
入れると言うのがこの対面レイキセミナーの使命です。

大手のセミナーなら4日間でする内容を6,7時間でするのです。
そう言いながら、進行予定も決めず、一切のリハーサルもしません。
何故ならセミナーは生き物だからです。

相手との掛け合いで作り上げていくもの。
それがセミナーをする側の楽しみとも言えます。

しかし、きちんと軸はぶらさずに・・・。

さあ、開始です。
最初にその日の大体の流れの説明。
そして、アチューンメントの注意点を説明したらいきなりアチューンメント。
少し、呼吸を使って準備をしてから約30分。

手応えを確かめながら進めていきます。

アチューンメントが終わって、お互いの感想の交換。
どこが調子悪そうかとかどう言う感じであったのかなど。

受けた方は、紫色の光が揺れているのを見ていたそうです。
そして、熱が首から上にぐんっと上がって来て、額と掌がジンジンとしていたとの事。
後細かいところを確認して、アチューンメントは終了。

講義の開始です。
全体像を説明しながら、通信セミナーで使う課題についての理解ができるようになるのが目標です。

レイキとはどいういうものか?
(間違っても、宇宙エネルギーとか最高のとか高次元の光のエネルギーなどと言う説明は他者ヒーリングの時にしない
こと。精神世界にかぶれている人はそれでも分かった振りをするが、そうでない人にはこれらの説明は非常に怪しい。
きちんとレイキがヒーリングとして何故作用するのかの仮説を説明しないといけない。また、気功とはどう違うのかを説
明できるようにする。)

レイキをする時の心構え
(結果を求めない。結果は「神のみ心」のままに。別の言い方をすればその人の持つ人生のプログラムの沿うものが出
てくる。)

12ポジションが何故大切なのか?
(そう言うものだからではお話にならない、自分が何故それをするのかが言えないようなことはできるだけ少なくしていこ
うと言う姿勢がないと本当の信頼は得られない)

五戒についての理解。
(これをただの生活態度の指針として、理屈抜きに自分に押し付けるようでは表面的には穏やかになっても、心の奥で
未消化なものを残してしまう。きちんとそれぞれの言葉を理解し、そうすることが理に適っている事を実感することで、
学びが加速する。そして、レイキはこの五戒を実践し体得するためのツールでしかないことを知る。レイキにはヒーリン
グ、癒しの効果があるが、決してそれだけで終わるものではない。)

自分の本体は肉体ではないこと、それが敢えて肉体をまとって生きている理由を知る。
(これもレイキの実践を通して体感する時が必ずくるものです)

シンボル・マントラの解説。
(それぞれの方向性・機能を理解することでマニュアル思考から脱出する。
自分でケースに応じた組み合わせが出来ることを理解する)

遠隔ヒーリングの仕方の説明
(色々な方法に惑わされない、やっていることは全て同じであることを理解する)

時間を超えたヒーリング(願望実現法も含む)の意義の説明
(過去へのヒーリングが具体的にどう言う意義があるのかを図を使って説明する。また未来へのヒーリングについても
同様に説明する。)

遠隔ヒーリングと時間を超えたヒーリングの関係の説明
(これらが仕方が同じと言うだけではなく、理屈の上でも同じであることをグラフを示して説明する。時間軸と空間の座
標軸は等価値のの軸でしかないことを示す)

遠隔ヒーリングと対面ヒーリングについての関係説明
(これらが難易度においてまったく同じものであることを伝える。難易度が違うように感じるのは教える側がきちんとそ
の原理をイメージを使って説明していないことに由来する。)

今まで出会ったレイキヒーラーを見ると、これらについて何も考えずに言われた通りにしているだけ、または考えてみて
もよく分からないからと言ってそれ以上考えようとしない人が結構多いように思います。

しかし、例え仮説であってもそれを理解し、イメージを作れることでどんな状況でも自信を持ってレイキができるようにな
ります。

それは結果とは関係なしにです。

丁度ホワイトボードがあったので、それを駆使してイメージを伝えていきます。
やはりメールだけでは伝わりにくいことがあるんだな〜と言うことを実感。

相手の目を見て、理解を確認しながら言葉を選んでいくと自然と、相手はうなづいています。そして、質問もスムーズに
出てきて、こちらの言葉の足りないところを補ってくれます。

昼食をはさんで、後半。

後半はいくつかのテクニックについて、前半の話を使いながらの解説です。
そして、それらが絶対的なものではなく、自分でも目的に応じて自分でアレンジしても良いことを理解してもらいます。

他者ヒーリングの流れの説明。
(注意点:他者ヒーリングにおいては相手の感想は参考程度で自分が何を感じているかの方を優先してヒーリングを行
う。)

そして、発霊法の実習。
正直言って私は発霊法をきちんとして、そこにイメージを付加していくと他のテックニックはあまり必要ないと思っていま
す。

ですので、発霊法はその時の感覚を誘導しながらちょっと丁寧に指導。

他に掌の感覚を確かめる実験を2,3してもらいました。
自分の手が物に触れずにものの存在を知ることが出来ることを、実際に確かめることで、ヒーリングの時の微妙な変
化も自分で捉えられることを知ります。

ただ、人によって感じ方、特性があるので、実際に一緒にする方が分かりやすいです。

この時点で、この日の受講生の方は自分に新たに発現した能力の可能性を実感しておられました。

アチューンメントの時には単に面白いことが自分の体に起こっているな〜と言う程度だったのが、今は自分が一人でで
も、「気」を通して外の世界を知ることができるようだ・・・。

そして、最後の仕上げです。

ショートセッションでの他者ヒーリング。
受け手は私です。

床に正座をして私が座ります。

「どう進めるかはテキストを見ながらで良いです。ヒーリングが失敗するか成功するかについては一切気にしないで良い
です。全てはお任せなので、ヒーリングの時には、自分の手を通して何を感じるかだけに意識を向けていてください」

と言うと、既に頭の上に手をかざしている受講生の方の一言。

「もう、びんびんです」

「あ、そうですか、じゃあ後は、それぞれで感じ方が違うかもしれませんから、それを探るように各ポジションに手をかざ
してください。」

時間にして、15分程度のこと。

終わってから、感想を聞いた。

「肩の辺りがジンジンして、頭は熱かったです。あとは、丹田が温かい感じでした、あとはあまり・・・」

はい、その時の私は、少し肩凝りがありました。頭はセミナーの説明でずっと回りっぱなしでオーバーヒート気味。丹田
は先の発霊法で充実しています。

人によって、同じ症状でも感じ方が違う場合があります。
ですから、ここまで違いが分かるなら後は、たくさん練習を積んでどう言う時にどう感じるのかを確かめていくだけです。

それも、単にヒーリングをするだけなら必要ありません。
相手に何らかのコメントをするのなら、自分の感じ方と相手の症状の関係を探ることは大切になると言うことです。

この時点で、セミナーは終了。
受講生の方には、自分にもできると言う自信が表情に浮かんでいました。

私もちょっと充実感。
これなら、対面でも通信と同じかそれ以上の理解を相手に伝えることができる。
それも他所のセミナーに劣る事の無いものが。

これからはもっと対面セミナーにも力を入れていこうと思った一日でした。



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